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津田プレ メンバー #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (メンバー.jpg) 好美、ちーちゃん、中村、悠子、津田、平岡さん、早苗さん。 主な見所 8/14 フェリーにのる前日、好美、ちーこ、津田でユウコ家にお泊まりに行く。悠子さんちでは餃子をご馳走になり、準備は万端! 8/15 大洗からフェリーに乗る。夕方に出航し次の日の昼に着くので船の中ではしゃぐ。大きなフェリーを探検したり、お風呂の中で揺れを楽しんだり、夜は甲板で流れ星を見て、ロマンチックな雰囲気のカップルに興奮したり…。 8/16 北海道上陸!でもさらに苫小牧から摩周まで輪行します。 夜10時過ぎ、中村の待つ摩周駅に到着。駅のホームから「なかむら〜!なかむら〜!」と絶叫するハイテンション女子4人。そのテンションについて行けない一人旅後の中村。
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150 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 21 44 43 ID AWPIQQB5 132 激甘メールを誤ってサヤ宛に送信してしまうキリノ まんざらでもないサヤ 返信来なくてオロオロしてるコジロー 151 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 21 48 53 ID z51W8OWn 150 なんという三角関係w 昔どっかのサイトで企画してた土塚カップリング投票でもこの3人がランクインしてたな。 153 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 22 31 21 ID EZWxbp1P 150をもういっちょこじらせてみる ~千葉邸キリノ部屋~ 「ふわ~、今日はなんだか眠いやあ。 コジロー先生にラブラブメールだけして寝ちゃおうっと。」 「"Re Re Re Re Re " こんばんわっ、今日はごめんね~ お弁当作るの間に合わなくって皆と一緒になっちゃって… 折角だから二人きりで食べたかったよね>< あ~ん、なんてしちゃったり、きゃああ; 貴方もそうだと、うれしいなっ(*^^*) それでは、おやすみなさい(ハァト) 大好き! あ・な・た・の、キリノより」 「これでよしっ、と…そーしん!うふふふ。おやすみぃ!」 ~桑原宅・居間にいるサヤ~ (ぱたん)←携帯を畳む音 「(…キリノ… そっか、あたし気付かなかったよ、ゴメンねっ!)」 (自転車大暴走) 「あたしは…できる!キリノの幸せにできるっ!やれるんだぁぁぁ!!!」 ~その頃コジローは~ 「おっせーな~、今日はアイツもう寝ちまったのか? こっちから電話は…いいか、めんどくせ。メール、メールっと…」 「"" こんばんわ、夜分遅くにすいません…って何を改まってるんだろうなw 今日の稽古、しんどくなかったか? いつもお前に任せてばっかりで、俺は…ゴメンな。ホント感謝してる。 俺は、お前がいるからやっていけるんだ。 大好きだよ…ってあぁー恥ずかしいからあんましこんな事書かせんなw じゃあな、おやすみ。また明日な。」 「これでいいか…送信、と。 (ポリポリ)しかし照れくせえメールだなあおい!?…寝るか。」 ~そして川添家の一人娘の部屋~ (あっ、メールだ。ユージくんかな?) 「………。 …………!? …………………!!!???!!!!??!??」 そして各人の夜は更けて行くのであった。 155 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 22 38 38 ID z51W8OWn 153 なんというペンタゴン関係
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キリノ「(じい…っ)」 コジロー「…な、何?キリノ」 キリノ「先生、ニキビできてる」 コジロー「ん?あ、ああ最近忙しくて、生活習慣乱れててさ」 キリノ「で、またカップラーメンすかー、センセー……自炊くらいしたらどうっすか?」 コジロー「米は高いしな…炊くのがめんどくさいんだよ」 キリノ「栄養偏っちゃいますよ~?野菜も取らなきゃ」 コジロー「うーむ、しかし実害はないしな、今の所」 キリノ「…………加齢臭、若ハゲ、疱瘡、口臭、精力減退、成人病、各種アレルギー」 コジロー「…わかった。分かったから簡単な料理でも教えてくれ、今度」 キリノ「いえっさ!」 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―コジロー宅。 キリノ「食材買ってきましたっすよー」 コジロー「…あれ?こんなもんなのか?昨日冷蔵庫空けるのに苦労したのに…」 キリノ「…それ、ビール飲んだだけでしょ…少ない食材から美味しいものをが惣菜ちばの流儀っすよ」 コジロー「へいへい…んで最初は何をすりゃいいんだ?米は炊きつけといたが」 キリノ「上出来っす!じゃあ、まずは野菜を洗って下さい」 コジロー「じゃー…――っと、こんなもんか?」 キリノ「次は食べやすいように、切って…」 コジロー「ほいほい、ざくざく、っと」 キリノ「……何か手馴れてますね?」 コジロー「い、いや誰でも出来るだろ、こんなの」 キリノ「ふーん…?ま、いいや。次はフライパンに油引いて、味付けしながら炒めます」 コジロー「んしょ…っと…熱っち!」 キリノ「ありゃー、火強すぎましたね。……指、見せて下さい?」 コジロー「いやー大丈夫だからさ、こんなの…っておい!?」 キリノ「(ぺろぺろ)…んふふ、ツバつけとけば治りますよ」 コジロー「い、いや…ああ…うん…」 キリノ「さっ、続き続き!お肉も入れて、炒めて炒めてー……万遍なく、そうそう。ふふふ」 コジロー「ふー…こんなもんでいいか」 キリノ「うん、”チンゲン菜と牛肉のオイスター炒め”完成っすね!…簡単でしょ?」 コジロー「ああ、おかげさんでな…んじゃ食ってみるか…」 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―いただきます。 キリノ「…うん♪」 コジロー「どう…かな、俺はまあまあ出来てるんじゃないかと思うんだが」 キリノ「いやーあたしが作るのより美味しいかもですよこりゃー」 コジロー「みそ汁がスティックなのがちと残念だが…コンロ一つしかないしな」 キリノ「十分ですよー、これだけ出来れば。――っていうか…」 コジロー「……まだ何かあるのか?」 キリノ「さっきも言ったけど、先生、妙に手馴れてますよね?」 コジロー「…ああ、それか…」 キリノ「何か、やってたんすか?ひょっとして――(…彼女っすか?)」 コジロー「いや、何というか…言いにくいんだがなあ…」 キリノ「………(キュッ)」 コジロー「一人暮らし始めた最初の頃は、俺も、こんなような事やろうとして…さ。やめちゃったけど」 キリノ「……へ?」 コジロー「その頃作ったのもこんな炒め物だったけど、味付けがダメで、何度やっても食えたもんじゃなくってな…はは」 キリノ「………なあんだ…」 コジロー「だから、その…なんだ、ありがとうな、キリノ」 キリノ「い、いえいえこちらの方こそ…ごちそうさまです、センセー」 コジロー「うん、おそまつさま」 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―数週間後の、朝練。 コジロー「…で、次は弁当にこれ作ってみたいんだが」 キリノ「へ、これ結構難しそうっすよ…大丈夫なんすか?」 コジロー「いやあ、何とかなるだろ……」 サヤ「―――おはよーございまーす!!桑原鞘子でっす!」 コジロー「お、おうサヤ、おはよう」(サッ) キリノ「お、おはよーサヤ…あはははは」 サヤ「んー?今センセー何か後ろに隠さなかった?」 コジロー「な、何でもないぞ?」 サヤ「ウソだぁ、見せてよー、何なに?フ○ムAとか?」 コジロー「ち、ちげぇよ馬鹿!……ほら、これだよ」 サヤ「週刊・はな○るレシピ?…先生が何に使うの?こんなの」 コジロー「い、いやそりゃお前」 キリノ「な、何でもないんだよーサヤ…あはは…」 サヤ「???」
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385 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/05(日) 11 54 02 ID 02Mz+gu8 チャリンコ二人乗りまだー? お姫様抱っこまだー? 391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/04/05(日) 14 19 53 ID hXr5ean4 385 チャリンコ二人乗りでこんな妄想が膨らんだ。 「あ、コジロー先生。さよーならー。」 「おうキリノか。寄り道しないでまっすぐ帰れよー。」 「およ?先生、今日は歩きですか?クルマは??」 「んー、あぁ…。アパートの駐車場で少しぶつけちまってな。修理に出してんだ。」 「あやー、月末に痛い出費っすねぇ。」 「それを言うな…。あぁ、痛ってーよなぁ…、板金7万円コースかぁ…。」 「…良かったら、乗っていきます?自転車ですけど。」 「馬鹿言うな、仮にも教師が生徒と一緒に道交法違反とか出来るかっての。」 「でも、今日のお昼もカップ麺だけでしょ?歩いて帰ったら倒れちゃいますよ?」 「それも言うなぁぁぁ…。あぁ、腹減った…。シクシク、ひもじいよぅ。」 「もー、しょうがないなぁ…。 お母さんにナイショで、売れ残りの惣菜包んであげますって。」 「マジで!?くれんの!?飯くれんの!?よっしゃああぁ!!」 「教師のしての対面より、目先のご飯の方が大事なんですかい…。」 「よし、キリノ!運転変われ!」 「えっ?」 ギャギャギャギャ!! 「しっかり捕まってろよおおぉおおお!」 「どひー!」 ・・・・・キキキキキーッ!(赤信号) 「この信号越したら到着だぞキリノ!待っとけよ2日ぶりのマトモな食事ッ!…ん?」 「ハニャホニャヒラ~。目が回るぅぅぅぅ。」 「あ、すまん。トバしすぎたか。…気分悪くなったか?大丈夫か?」 「はひ、ちょっと…。けどダイジョーブれすぅー。あ、でも… 「ん?どうした?」 (ギュッ) 「ちょ、おいこら。そんなにしがみつくなって…。運転し辛いだろ…。」 「…落ち着くまでの間、もう少し、このままでもいいっすか?」 「…勝手にしろ。」 「えへへへへ…。センセーの背中って、結構広いっすねぇ。」 「…随分とご満悦だな。気分悪かったんじゃないのか?」 「んふふー。ナイショ♪」 「やれやれ…。(少し遠回りしてやるとするかな。)」 みたいな。駄文でスマン。でも、もう妄想が止まらないんだ…。俺はもう駄目かもわからんね。 405 名前:391[sage] 投稿日:2009/04/05(日) 18 51 10 ID hXr5ean4 何か好評だったんで、妄想の続きを殴り書いてみる。 チリンチリン… 「なぁキリノ。」 「はい?何ですか?(スリスリ)」 「…その。何だ。」 「?」 「あのな…。当たってるんだ。」 「??」 「だからっ…。え~と、その…。む、胸が、さ。」 「あ。」(赤面) 「だからその、少し緩めてくれると助かるんだが…。」 「…。」 (ギュウウウゥ…) 「お、おいこら。」 「…コジロー先生のエッチ。セクハラっすよ。」 「だって、お前が結構大き…(じゃなくて!)ち、力いっぱい抱きつくからだな。」 「…へ、えへへ。離してあげない。」 「なっ、何でだよ。(ドキドキ)」 「離しちゃったら、黙って何処か行っちゃうからですよー、だ…。」 「お前…。もしかして、泣いてるのか?」 「…。(ギュウウッ)」 チリンチリン…。 「…もうすぐインターハイだな。」 「…そうっすね。」 「去年は残念な結果だったけど、今年はいい勝負が出来ると思うんだ。」 「…センセー?」 「去年は、お前達の力に頼りきりだったけど、今年は違うぜ。 顧問として、俺もお前達に力添えてさ。必ず勝たせてみせる。」 「はい…。(あーあ。結局、顧問と生徒なの、かな…。)」 「そんで、俺は実績残して室江高に残る。お前やサヤの卒業を見届けたいしな。」 「はい…。(駄目だ、普通に振舞わなきゃ…。泣いたら駄目、駄目なのに…。)」 「約束するよ、そしたら… 「はい…。(グスッ)」 ・・・・・キッ。←(ブレーキ) 「結婚しよう。」 「…え?」 「…。」 「…ッ!はいっ!」 あんこ入りパスタラーイス。 364氏オチぱくってスマン。
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こちらはアニメキャラ(個別)@2ch掲示板に投稿された バンブーブレード各キャラスレに投下されたSSを保管している倉庫です。 原文のまま転載しているので、誤字等あるかもしれません。 また、掲載当時の展開のアニメ本編予想から、 現在のアニメ・原作展開との乖離がある場合があるかもしれませんが、そこはご了承ください。 また、転載元の作者様で不都合等ありましたらすぐに掲載を止めますので、投稿されたスレまでご一報ください。 γ"'´´⌒ /ヽ / イノリ从)) l /__从*^ω^ノリ !ヽっ旦c. ∬ ∬ ∬ ∬ ∬ とハ⌒ノ⌒) 旦 旦 旦 旦 旦 現行スレ アニメ2期実現に向けて!投票アンケート http //www.acgateway.com/bamboopsp/kiyoki/kiyoki.cgi (10000票達成したようです) カラオケJOYSOUNDでFor your shineが歌えるようになりました。 http //joysound.com/ex/search/karaoke/_selSongNo_135562_song.htm (ご協力ありがとうございました!) 緊急時はこちらへ 【外部】キリノスレ避難所 http //jbbs.livedoor.jp/anime/6459/ 一言コメント ◆当Wikiに関して、何かしら言っておきたい方は、こちらにコメントをどうぞ。 編集報告、誤字・脱字報告、ご要望、質問、呟き、感想、何でも構いません。 おなまえ コメント すべてのコメントを見る 画像見れないのあるから、是非とも保存してほしい… -- (名無しさん) 2012-01-07 17 52 35 バンブーブレードは滅びぬ何度でも蘇るさ! -- (名無しさん) 2011-10-28 01 27 30 ユータマはたまーに見たくなるから困る・・・しかし原作終わっちゃったし、2chのキャラスレも無いし、もう有名なSSサイトもどんどん閉鎖しちゃったし、悲しいorz 久々にユータマスレの過去ログ見たけどスレ住人の生み出した椿さんが懐かしすぎるw2007-2008年がバンブーとユータマが最も輝いて栄えてた時代だったんだなぁ。あの雰囲気と皆で妄想したユータマネタが大好きだったぜ。 -- (名無しさん) 2011-02-07 23 20 49 今更バンブーブレードハマったのでPSPまで買うことにした -- (名無しさん) 2011-02-07 17 02 36 キリノがバッドエンドすぎて辛い…久しぶりにSS読んで癒されよう… -- (名無しさん) 2010-09-04 11 25 50 最終回ガッカリしたので、アニメとここのSSで癒されることにした -- (名無しさん) 2010-09-03 05 57 32 バンブー終わってしまうね… -- (名無しさん) 2010-09-02 20 24 29 一応生きてます -- (miroestrol@管理人) 2010-03-09 02 39 40 今後どうすればいいんでしょうか? -- (名無しさん) 2010-03-01 18 01 19 とうとう、キリノスレが落ちてしまった…… -- (名無しさん) 2010-02-20 08 20 32
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――――がこん、こん。 時間は、夜の八時半。風呂上りの、かけつけ一杯。 やや閑散としたホテルのロビーに重量感のある音が鳴り響き、 自販機は彼女の買ったミルクティーを吐き出した。 「んっと?あれ?」 もとい、吐き出すはず――であった。 旧式の狭い取り出し口は中々上手く出来ておらず、彼女を手こずらせる。と、そこに。 「おい大丈夫かー?」 彼女と同じく風呂上りに浴衣を着た、彼女にとっては最もよく見知った男性客が通り掛る。 もはや形振り構わずへたり込んで缶を取り出すのに躍起になっていた彼女にとって、 彼のその声は全くの予想外の出来事であった。 「セン、セー……?」 か細い言葉と入れ違いにふっと、自分の姿を見る。 そこには、へたり込んだ勢いで浴衣の裾を床に肌蹴させ豪快に太腿を覗かせているあばずれな少女が――居、た。 「……ャだっ!」 あわてて自販機から手を離し、裾を抑える。 自分の顔がみるみるまに紅潮していくのが、鏡を見なくてもわかった。 すると彼の方もン、と申し訳なさそうに目を逸らしたまま、 「あー……抑えといてやろうか?」 協力を申し出る。 彼女の方はそれにコクン、と小さく頷くと、 出来るだけ顔を見せないように、彼の開けた取り出し口から、缶を取り出した。 「取れたな。んじゃ、俺も買うから一緒に頼むわ」 ちゃりん、こんかんこん。 軽い音が再びロビーに鳴り渡り、彼女が取り出し口を覗くと。 彼の買った小さな瓶のジュースは先程よりもはるかに容易に取り出された。 「…どうぞ」 「……サンキュー」 ジュースを手渡そうとするが、目は合わせられない――それは彼も同じであった。 彼が”帰って”来てからというもの。昔と特に変わった事はない。無かった。はずだった。 いつものように彼女は彼の側に居たし、彼も普通に彼女を構っていた。 しかしそれは、お互いが努めてそうするように振舞っていただけ、だとも言える。 事実そのようにしながらも――この半年間の事を二人が口にする事は、今日まで一度として無かったのだから。 … …… ……… そのままの沈黙が、しばらく続くと。 ただ瓶のラベルをぼんやりと見つめながら、彼が言う。 「……ちょっと、話でもするか?」 その申し出に、彼女の方も一拍置くと、はい、と答えた。 タイミング、というのだろうか。 再会のあの日から今日のこの時まで、互いにそれを探していたところは、確かにあった。 思えば、この半年という――彼と彼女の間に、置かれた時間の事を。 その期間に堆積した、思いの丈を。 打ち明けられる、その瞬間を。 ――――先生も、そんなような事を話したいんだと思う。きっと。 出口へと向かう彼の背中をてくてくと追い掛けながら、 彼女は思い出していた。彼が帰って来た、まさにその日その時のことを。 顔が熱くなるのは、もはや止めようが無いほどだった。 一方、前を行く彼もまた、全く同じことを考えていた。 外に出ると、春の夜風はまだ少しつめたい。 その風に煽られ散った桜が地面に落ち始めている。 「なんか、勿体無えなあ」 外灯の下、まるでオブジェのようなベンチに腰掛けながら、彼は呟いた。 「そうっすねえ」 彼女の方も、それに合わせる――ここまでは、何も変わらない。 プシ、と彼がジュースの蓋を開ける音がした。彼女の方も、缶を開ける。 「……元気、してたか?」 軽くジュースに口をつけながら。 彼女の方は見ずに、下を向いたままでまず彼が話し始めた。 「元気でしたよー、ちゃんと先生いなくても頑張ってましたから」 ――――違うよ、そんな事が言いたいんじゃない。 思わず頭を振りそうになるが、ぐっとこらえる。 「そうかあ。まあ、俺がいなくてもタマがいるしな」 その返事に少し寂しそうにも見える様子で、彼はこぼした。 「そうっすよー。こないだも、いきなり帰って来るなりやられてましたし」 ――――そんな事無い。先生がいなくて大変だったって、辛かったんだよって。 気持ちと裏腹に表情筋は、ぎこちないが、せいいっぱいの笑顔を作ろうとする。 「きっちーなぁ……これでも、結構鍛え直したんだぜ?」 苦笑いを噛み潰し、ジュースに口をつけながら、彼が続ける。 喋っている口元を見せたくないようにも、彼女には見えた。 「知ってますよ。去年からずっと、努力してましたもんね、先生」 ――――でも、近くで見ていたかったよって。 ふふん、とわざと得意気に鼻を蠢かせる。そうでなければ、消え入りそうだった。 「ありがとうな……でも俺の考え過ぎかあ。 あいつら寂しがってんだろうなーとか、思ってたんだが」 空になった瓶のふちを指でなぞりながら、ふと、目線をあげる。 「自意識過剰っすよそりゃー」 ――――嘘だよ。そんなの、決まってるよ、って…! 涙がこぼれそうなその刹那、互いのひと呼吸が、シンクロすると。 「俺は、けっこう寂しかったんだけどな」 「……あたしも、けっこう寂しかった」 この日はじめて、彼は彼女の方を視た。 同じく、彼女は彼を視た。 二人の傍らで春風がそよぎ、桜が舞った。 最初に見えたのは、驚いた顔だった。 やがてそれは呆れるような表情に変化してゆくと、 いつしかその頬は二人の間を舞った桜の如き朱みを帯びた。 それがお互いの、いま見ているものの全てだった。 再び目線を逸らすと、遠くに語りかけるように――解きほぐす様に。 二人はゆっくりと話し始めた。まずは、彼の方から。 「……りょ、料理、カニばっかりでさ。飽きるんだよな、けっこう」 「お、お弁当、いつも作り過ぎちゃって、困っちゃったりしました」 「メンチカツがくいた……じゃなくて、慣れたいつものメシがいい、なんて」 「海老フライ、持って構えてたらいつか取りに来るかもって……」 「船降りてからも、家、弁当ばっかでさ。あの科学っぽい味、慣れなくて」 「大会申し込んだ時も、顧問の先生の名前間違えちゃった、り……」 おそるおそる下げる目線と、見上げる目線。そのふたつが鉢合うと。 「なあキリノ、なんてうっかり呼んでも、誰もいなくて」 「ねえセンセー、なんて聞いちゃっても、誰もいなくて」 同じタイミングの同じ言葉に再びのけぞり、見つめ合うだけであった。 やがて彼の方が、ふう、と一息入れると。 「2月頃だったかに、な……」 再び前を向き、指を組んで、ぽつりぽつりと話し始めた。 「仕事終わったあと店の前で素振りしてたら、『剣道、教えてくれ』なんて子供がいてさ」 その真剣な話し方に彼女の方も身を整し、興味深げに相槌をうつ。 「仕方ないから、素振りだけ見てやってたんだけど……これがな」 「どうかしたんすか?まさか、すごい才能?」 目を輝かせる彼女の反応を横目に、くっくっ、と肩で笑うと。 「……残念だったな。そんなに才能はゴロゴロ転がってねえよ。逆だ」 「逆?」 「どうにも、手首だけで打つクセがついちゃってるみたいでさ」 その言葉を聞いた途端、彼女の方は朱い顔をなお赤くして俯いた。 ――――それって、あたしの。 一瞬、彼の言葉が分からない。 しかし彼は彼女のそんな様子を見ると、少し不敵に微笑んで、続けた。 「その子のは、まあなんとか直してあげられたんだが……」 その笑顔が、やがていつものやさしい表情に戻ると。 「もう直っちゃったか?あのクセ」 その言葉に、磁石が吸い寄せられるように、彼女は彼の目を見た。 自然と、笑顔がふきこぼれる様だった。 「……まだっす。全然っすよ」 「そうか。直さなきゃな……はは」 「ええ、直して下さい、ふふ」 はっはっはっは、と、ふふふふ。 しばし誰もいない中庭にふたつの笑い声がこだました。 ひとしきり、笑い声が止むと。 こてん、と彼女はその身を彼に預けてきた。 すると彼は寄り掛かる彼女の肩を抱き、それに応える。 彼女の小さな身体がすっぽりと彼の腕の中に収まると、 二人はもう一度見詰め合って、微笑んだ。 「なんか……だいたい分かっちまったな、俺たち」 「そうっすねえ」 彼が切り出すと、彼女が答える。 その笑顔には、いまや満面の喜色が満ちている。 が、彼は、ひとつ眉をしかめると。 「しかし、こんなんでいいのか?こんな、グダグダで…」 余りの格好のつかなさに申し訳なくもあり。思わずに彼はこぼした。 「いいんじゃないですか、あたし達らしくて」 先刻のやり取りを反芻しながら、彼女がおどけて微笑むと。 「泣きそうだったくせに、よく言うぜ」 少しイタズラっ子のような顔をして、彼は言った。 「泣いてませんってばー…」 まだ赤みの残る頬を膨らせ、不満を訴える彼女に、 彼は肩に回していた手を彼女の頭に移し、ぽんぽんと撫でた。 「……なんか今のは、それっぽかったよな」 「そうかも……でも、今ので台無しですよ、もう」 再び、両者に笑顔の花が咲く。 ふと――そうだ、と彼は思った。 「キリノ、左手、出してみ。あと、ちょっとだけ目、つむって」 不躾な彼の申し出に。 「なんっすか?」 彼女がすっ、と手を差し出すと。 彼は持っていたものを、その薬指に嵌めた。 「今はまぁ、そんなもんしかやれないけど…」 目を開くと、そこには。 「これ…」 「まあ、約束手形みたいなもんだ……出世払い、てことで」 彼の背中側では、プルトップの外れたオロナミンの空き瓶がころころと動いている。 「……ちょっとクサい、よ、な?」 見たきり、俯いてしまって微動だにしない彼女を彼が気にし始めると。 「クサいっす……」 俯いたままで、彼女はそう、つぶやいた。 「でも」 ――――でも。 その口が反動の言葉を口にすると同時に、ふりあおぐ顔は満開の笑顔を咲かせる。 「でも、クサいの大好物です!クサいの好き!大好き!」 「うぉわっ……おい」 いきおい彼の胸にしがみつき、桜色の頬を思う様擦り付けると。 再び彼は、落ち着いてその頭を二度三度、ぽんぽんと撫でた。 「悪いけど、待ってて……くれ、な」 「うん、センセーも……待ってて」 彼等の頭上で、もう一度春風がそよいだ。 煽られ舞う桜の一片は、彼と彼女の間を颯っと通り過ぎると、上空へと舞い上がる。 命二つの、中に生きたる桜哉。 おしまい
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唯「体拭いて~」 憂「ハァハァ、お姉ちゃんんん!」 唯「くすぐったーい」 憂「じっとしてないと体ふけないよー」 (赤ちゃんみたいでかわいいよおおおおお) 憂「お姉ちゃん・・・おしりぷりぷり」 唯「うーいー、終わったらアイス食べたい」 憂「いいよ~」 憂「よし、おわり♪ アイス食べよっか」 唯「あいすー あいすー」 憂「スーパーカップ、ハーゲンダッツ、モナカ、雪見大福、ガリガリ君 ジャイアントコーン、あずきバー、爽、牧場しぼり、ちゅーちゅーアイス どれがいい?」 唯「ガリガリ君!」 憂「ガリガリ君? オッケー」 「はい、お姉ちゃん」 唯「うーまいー、おかわり」 憂「おなか壊すよ~」 唯「おかわりー おかわりー」 憂「はいはい」 唯「シャリシャリ、おいしい~」 「うーいーは食べないの?」 憂「私はいいからお姉ちゃんいっぱい食べて♪」 唯「ありがとうーいー」 唯「ふぅ。・・・おなかいっぱい」 憂「じゃあ、2階行ってゴロゴロしよっか」 唯「するー!」 憂「お姉ちゃん、お腹冷やさないように寝ないとね」 唯「うんうん」 憂「明日は日曜日だから一緒に出かけようよ」 「どこ行きたい?」 唯「デパート!」 憂「デパートね、わかったよー」 ―朝― 憂「お姉ちゃん、起きてー」 唯「うーん あwせdrftgyふじこ 」 憂「デパート行くんでしょー、起きて!」 唯「デパートっ! デパートっ!」 憂「お姉ちゃんが支度できたら行こうね」 唯「したく、したく」 憂「一人でできる?」 唯「できる」 憂「うん、じゃあ先に玄関で待ってるから終わったら来てね」 ―玄関― 憂「お姉ちゃん遅いな~」 唯「うーいーおまたせー」 憂「お姉ちゃん、おそいよー」 唯「ごめん」 憂「じゃあ、デパート行こっか」 唯「うん」 憂「お姉ちゃん、手つないで歩かないと危ないよー」 唯「うん つなぐ」ぎゅっ 憂「あったかい・・・」 ―デパート― 憂「お姉ちゃん、まずどうしたい?」 唯「アイス見よう」 憂「じゃあ、食用品売り場だね」 唯「うん」 ―食用品売り場― 唯「アイスがいっぱいあるー!」 「全部ほしいよー」 憂「さすがに全部はだめだよー」 唯「全部ほしいのー!全部!全部!」 憂「お、お姉ちゃん大きい声出さないで・・・」 「人が見てるよ」 店員「あのー、ほかのお客様の迷惑になりますので・・・」 憂「す、すいません!」 「ほら、お姉ちゃん行くよ!」 唯「うわーん うわーーーん」 憂「泣かないで~お姉ちゃん」 唯「うわーん うわーーーん」 憂「泣きやんでよ・・・」 憂「泣きやんでってば~」 唯「うわーーー あいすー!」 店員「お客様・・・」 憂「すいません、すいません」 「行くよ!ほら」 唯「うーいーのばかー!」 「死んじゃえー」 憂「っ!!」 パァアン! 憂は唯の頬を思いっきりたたいてしまった 店員「あっ・・・」 唯「いたーーーーい! うーいーのばかー 」 「うぇーん ひぐっ うぇーん」 憂「・・・」 店員「・・・」 憂「お姉ちゃん、もうアイスって言わないで・・・」 「お願いだから・・・」 唯「うーいー ごめんなさい」 憂「すいませんでした」 店員「いえ・・・」 憂「お姉ちゃん別のとこ行こう」 唯「あいすは・・・?」 憂「言わないでって、言ったよね?」 唯「うーいー・・・ ごめんなさい」 憂「うん、いいよ 叩いてごめんね・・・ごめんね」 唯「いい」 唯「うーいー、どっこほかのとこ行きたい」 憂「どこ?」 唯「映画館!」 憂「映画館ね」 唯「えーが♪ えーが♪」 2
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お兄ちゃんと兄貴の境界線 ちいさい頃は、お兄ちゃんお兄ちゃんと自分の後ろをついてまわっていた年の離れた可愛い弟 女の子みたいにかわいくて、でもそんな可愛い可愛い最愛の弟に、自分でも気付かないうちに 兄弟以上の感情を持っていることに気付いてしまった兄 一緒にお風呂に入っているときにも、あらぬ場所へと目が行ってしまう ああもうマジ可愛い。抱きしめてちゅーして舐めまわしてぇ… そんな悶々とした思春期を過ごした兄は、高校進学を期に寮に入り弟から離れようとする なんとか幼い弟に手を出す変質者の烙印を押されることなく、無事に高校卒業。大学も一人暮らし 無事に就職できたと思った矢先、会社は倒産。次の仕事も無く、家賃も払えなくなり実家に帰ることになってしまう 7年ぶりに再会する天使のように可愛いかった弟は今では高校生。 さぞかし美人に育っているだろうと思っていたのに、家に居たのは自分より背が伸び、声も低くなり無愛想ながら男らしく育った弟 昔はお兄ちゃん(はーと) なんて呼んでくれていたのに、生意気にも兄貴なんて呼びやがる でも、こんなに可愛くなくなったならもう手を出す事も無いだろう そう思っていたけれど、やっぱり弟は弟。 昔の癖がそのままだったり、何気ないしぐさが兄のツボだったり可愛くないのに可愛い。 再び悩みだす兄。そんなある日弟に押し倒され 「いつになったら、俺は兄貴にとって対等になれるんだよ…」 もう、お兄ちゃんなんて呼んでいた昔の子供じゃない 小さい頃から兄が好きだった 兄が居なくなって、ようやくそれがただの好きとは違う事に気付いた 兄が自分に向けていた、視線の意味が分かった そんな感じの兄弟モノが好きです 弟×兄の下剋上と見せかけてヘタレ変態兄×男前弟だと萌えます 似た者カップルと正反対カップル
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145 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 07 43 58 ID 6w7I4SoJ 「哀れなセンセーのためにお弁当を作ってきました!」 「おお、助かるわ、割とマジに餓死寸前だった!」 「おおげさっすねぇ……あ、これお茶です」 「サンキュー、やっぱりキリノは料理上手いんだなぁ、美味い美味い」 「いいお嫁さんになれますかねぇー せんせぇ?」 「おー、なれるなれる。お前で不満があるやつはそうそう居ないだろうさ」 「よかったよかった、アタシ色気とか無いっすからねぇ~」 その日、キリノは笑顔が100%増だったそうな 150 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 08 18 23 ID 6i1wFjoA 145 「でも結婚するなら、キリノよりキリノんちのメンチカツだな」 「( ゚ω゚)!? 」 156 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 09 10 34 ID PbhzIEKN キリノと結婚したら実質メンチカツとも結婚出来る訳だよな ・・・コジローの理想の嫁じゃないか? 159 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 09 18 08 ID Hh5UTDXE なにコジロー?「でも結婚するなら、キリノよりキリノんちのメンチカツだな」? コジロー、それは無理矢理近視眼的な視点に自分を当てはめているにすぎないからだよ 逆に考えるんだ 「キリノさえ居れば幾らでもメンチカツは作れる」と 考えるんだ 162 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 09 30 24 ID xgCDIsiK てかなんか脳内でコジローのツン台詞っぽく聞こえてきたぞw >「でも結婚するなら、キリノよりキリノんちのメンチカツだな」 164 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 09 39 36 ID xgCDIsiK (ぐぎゅううううううう…) キリノ「…今日はまた、一段と盛大に鳴ってますねえ、先生のおなか」 コジロー「……もう、3日くらい…何も食って、ねえ…」 キリノ「カップめん買うお金も無かったんですか?」 コジロー「特売日過ぎちゃった…」 キリノ「じゃあ…しょうがないっすねえ、あたしのお弁当の残り食べますか?」 コジロー「くれ!…つか、ください!おねがい!」 キリノ「おーおーおー、残飯マンだあ…はいはい、どーぞ」 もぎゅもぎゅ、むごむご、くちゃくちゃ、ずずず……ぷはー。 コジロー「くはー、甦った!ありがとな、キリノ」 キリノ「どういたしまして~ちょっと勿体無かったし、丁度いいっすよ」 コジロー「っとに、お前と結婚する奴は幸せだな、こんなうまい弁当毎日食べられて」 キリノ「へ、へー…そうっすかね?」 コジロー「そうさ。ああでも俺がもし結婚するなら…」 キリノ「するなら…?」 コジロー「お前と、ってよりお前んちのメンチカツとだな、へへ」 キリノ「……そりゃプロポーズか何かのつもりっすか」 コジロー「ん?今頃気付いたのかよ」 ツン台詞じゃなかったのかよー>俺